これさえわかれば大丈夫。 初めて花と暮らす時に知っておきたい7つの基礎知識をまとめました。 ちょっとしたコツで、花はぐんと長持ちします。 ぜひ試してみてください。
花器は洗剤で綺麗に洗います。 汚れているとバクテリアが増える原因に。 水は花器の半分くらいで大丈夫。
「ガーベラ」「マム」「ヒマワリ」などの茎に細かい毛が生えているキク科の花は、少ない水でOK。「ダリア」「デルフィニウム」など茎が空洞の花は、水を多めに。
水に浸かる葉(下葉)は処理しておきましょう。 水が悪くなる原因になります。
茎は斜めにカットします。 切れ味のよい清潔なハサミでスパッとカットするのが ポイント。切れないハサミだと茎が潰れて 花が水を吸い揚げにくくなってしまいます。
直射日光やエアコンの風が直接当たる場所を 避け、涼しい場所に飾ります。 また、花はエチレンガスが苦手なので、 果物やタバコの煙の近くには置かないように気をつけて。
花器の水は毎日取り替えて清潔に保った方が、 花を長く楽しめます。
バクテリアの繁殖を抑えられるので、水替えの回数が減ってお手入れが楽になります。さらに花に栄養分がいきわたり、発色良く、花も大きく、きれいに長く咲いてくれる効果も。(切り花栄養剤の小袋をつけてくれる花屋さんもあります。希釈には空の500mlのペットボトルを活用すると便利です。)
水替えの際には、新たに茎を斜めカットする「切り戻し」を。 花が再び新鮮な水を吸って、長く美しく咲いてくれます。
枯れた花や傷んだ葉からも エチレンガスが発生します。 見つけたらこまめに取り除きましょう。
Illustration : 松本セイジ